2011.09.05
ペットボトル栽培のバジル/冷製パスタ2種♪

今年の夏はエアコンを控え、ひたすら暑さに耐え続ける夏でした。
そのため私noodlesも様々な冷製パスタを考案しました。それらのなかで得に美味しくできたレシピを2品披露してみます。

ところで、こちらはペットボトルを利用した超お手軽水耕栽培で育てているバジル。たった2株ですが、前回使ったバジルオイルや塩漬けなどで保存しても、食べきれないほど育ち続けています。
【自家製バジルの創作冷製パスタ1】
ボウルにバジルオイル、ニンニク微塵切り、ちぎったバジル、梅干し&梅酢、青唐辛子のナンプラー漬けを入れる。

これが青唐辛子のナンプラー漬け。刻んだ青唐辛子をナンプラーに漬けて冷蔵保存。

前述のボウルにトマトを加え、茹でてから水洗いして水切りしたパスタを加え、よく和える。塩適宜で調味して完成。


【自家製バジルの創作冷製パスタ2】

醤油漬けにした青唐辛子とニンニク、バジルを刻んでおく。

青唐辛子とニンニクを胡麻油で炒め、ニンニク醤油漬けの醤油で調味し、冷ましておく。

茹でてから水洗いして水切りしたパスタよく和え、刻んでおいたバジルを散らしていただきます。

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2011.08.01
優れた食材としてのマテ♪

今回はマテを飲み物ではなく、料理の素材として考えてみました。
マテにはビタミン(B1、B2、B3、B6、C)、ミネラル(カルシウム、鉄分、マグネシウム、リン、カリウム、亜鉛、銅、マンガン)、さらに植物繊維も豊富で「飲むサラダ」として昔から珍重されてきました。
上記各ビタミン、ミネラルの効能・効果については他サイトを参考にしてみてください。これらを含有するマテは正に現代女性の救世主といっても決していい過ぎではない。

これを南米では主に水出しして、ハーブティーとして飲まれてきたわけですが、野々山先輩が手がけるフェデリコマテは日・米・独3国の厳しい審査から有機認証を得た完全オーガニックマテ。
ってことは、飲み物としての機能性は勿論、野菜不足を補える優秀な食材ともいえるわけで、ホットやアイスで愉しんだ茶殻には本来前述のような栄養分が詰まっているのだから、捨てちゃあもったいないのだ!
【牛肉のマテ塩ダレ】
安価な牛薄切り肉を味醂で和え、長ネギ微塵切り、胡椒、生姜・ニンニク擦りおろし、マテ(ピュア)の出し殻1包分を混ぜ、塩で調味し、冷蔵庫で1時間以上馴染ませる。

【マテポテサラダ】
次にマヨネーズ味でごまかしたポテサラではない、ジャガイモの風味が生きたポテサラを伝授。

EXヴァージンオイルに塩、マテ(ピュア)の出し殻1包分、マヨネーズを加え、よく混ぜておく。

皮ごとボイルしたジャガイモの皮を剥き、熱いうちにスライスしたキュウリを混ぜ、上記と胡椒を加え、よく混ぜて粗熱をとり冷蔵庫で冷す。
【牛肉のマテ塩ダレソテーとマテポテサラダ】

どうでしょう?
ヴィジュアル的には「大丈夫か?」ってなぐらい完璧に野菜不足です。
でも近頃の風評を気にしながら気休めに少量の野菜を添えるよりも遥かに有益だし、オーガニックのフェデリコマテなら逆に野菜が苦手な方にもこの上なく理想的。
【牛肉のマテ塩ダレパスタとマテポテサラダ】
前述の「牛肉のマテ塩ダレ」をソテーし、茹でたてのパスタと混ぜ、フレッシュバジルオイルとフレッシュ青唐辛子オイルを和えて火を止める。

※旬の青唐辛子、バジルをEXヴァージンオイルといっしょに瓶に漬けておく(トップ画像)と重宝します。今回のように主役が別の素材の場合、見た目にも主題がぼけずにバジルや唐辛子の風味を加味できるので最適。

マテは日本茶や烏龍茶ほかのようなツバキ科の茶の風味(クセ)がないため、料理素材に加えても味にはほとんど作用しません。むしろそのために料理素材としての知名度がいまいち低いのかも知れません。
しかしだからこそ、飲んだ後の出し殻は様々な料理へ応用できるといえます。
「飲むサラダ」は決して忙しい方や野菜が苦手な方々のためのものではなく、いうまでもなく「食べるサラダ」としての機能をも充分に備えているわけなのです♪
↓詳しくはこちらで!

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2011.07.19
深夜食堂3/お茶漬け♪

一日が終わり、人々が家路へと急ぐころ、俺の一日ははじまる。
メニューはこれだけ。
あとは勝手に注文してくれりゃ
「できるものなら作るよ」ってのが俺の営業方針さ。
営業時間は夜12時から朝7時ごろまで。
人は「深夜食堂」っていってるよ。
客が来るかって?
それが、けっこう来るんだよ・・・
ドラマ「深夜食堂」のメニュー再現シリーズ3回目。
地震だなんだと、すっかり間が空いてしまいました。
さて、弟3話は「お茶漬け」。
ドラマ中、毎晩のように深夜食堂に現れる常連客「お茶漬けシスターズ」のお話。

詳細はご自身で観ていただく(ネット上のどこかで観れるはず・・・)として、お茶漬けシスターズの3人がほぼ同時に代る代るいつも注文するのが、
「マスター、梅!」「あたし、タラコ」「わたし、シャケ!」

そうお茶漬けの定番、梅・シャケ・タラコである。
お茶漬けシスターズに関わらず、この3大茶漬けに異論を唱える方はいないはず。
強いて挙げれば・・・、個人的には「キュウリの古漬け」も推しておきたいところだけど。
あとは、お茶か出汁かはお好み次第。
ところでその起源は江戸の中期からだそうな。なるほど忙しい江戸っ子が寸暇を惜しんで「茶漬けをかっこむ姿」が眼に浮かんでくるような気がする。
現代も、忙しいお父さんが付き合い酒で深夜帰宅し、独り寂しく食する夜食の定番だ。
おもしろいことに、同じ米飯を主食とし、茶を嗜む中国では茶漬けの文化はないらしい。そして・・・
「ちょっと、待った! なんでこのくそ暑い時期に茶漬けなんだよ」
と吠えた、そこの紳士淑女諸君!
ここからがnoodlesの本領発揮でございます。
日本一の汗っかきを自称する僕が、あえてお薦めするのが「冷し茶漬け」。
【冷しマテ茶漬け】
温かいご飯を水で洗い、ぬめりをとり、冷したマテを注ぐ。
ふっくら焼き上げたシャケとタラコを乗せて、さらさらいただきます。

慣れ親しんだ日本のお茶や出汁の概念も、冷たいマテ茶ならではのほんのりした甘苦さに妙に見識を改めさせられます。

【冷しカツアバ茶漬け】
温かいご飯を水で洗い、ぬめりをとり、冷したカツアバ茶を注ぐ。
常備しておくと便利なニンニク、青唐辛子の醤油漬けを乗せて。

カツアバには、あのマカにも匹敵するといわれる滋養強壮作用があり、猛暑対策にもぴったり。あと若い人には馴染みがないかも知れませんが、冷すと微かに昔の歯磨き粉っぽい香りがあるので、逆にニンニク・青唐の強い刺激を加え、さらにパワーアップ!

「冷し茶漬け」を美味しくいただく秘訣は、あくまで温かいご飯を洗うということ。冷やご飯に冷や汁だとボソボソと固いので、そこは面倒がらずにお願いします。
ところでマテの原産地南米では、ホットではなく水出しで飲むのが常道。
生野菜を摂らない現地人たちが「飲むサラダ」と崇める豊富な植物繊維とビタミン・ミネラルもいっぱい。茶漬け食べて便秘解消も夢じゃない♪
正に暑い夏にうってつけのマテ茶とカツアバ茶。
日本人の大好きな茶漬けに応用しない手はありません。
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