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2007.03.09

『不都合な真実』

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本来ならば、映画評はこちらで書くのですが。

本日はグリーンストライプにて、どうぞ!!









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Posted at 17:25 | 映画 |
2007.01.19

父親たちの星条旗/硫黄島からの手紙

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注)僕の映画評・読書評は、未見・未読の方のために、一切内容(あらすじ)に言及しないことを枷としております。あらかじめご了承願います。

さて、クリント・イーストウッド監督の、日米双方からの視点で描いた“硫黄島”2部作を観た。

父親たちの星条旗、硫黄島からの手紙
昨日、硫黄島からの手紙がゴールデン・グローブ賞外国映画賞を受賞(これを書いてるのは17日)した。喜ばしいことであります。
僕はまず、正月5日に『硫黄島からの手紙』をみなとみらい21ワールドポーターズで観た。
『父親たちの星条旗』を後回しにしたのは単館上映だからである。
つまり、これはイーストウッド監督は日本の映画ファンには『硫黄島からの手紙』を観てほしいということである。そして、願わくば『父親たちの星条旗』も観てほしいということだと判断した。

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これは重要なポイントである。
今まで、米国が描いてきた戦争映画はことごとく“ヒーローとしてのアメリカ”だった。
だが、『父親たちの星条旗』のエンディングでは、
“ヒーローなんていらないんだ、人々が、必要として勝手にヒーローが作り出される”
というようなメッセージで終わる。
『父親たちの星条旗』は米国人の戦争の傷みを描いており、かたや『硫黄島からの手紙』も日本人の戦争の傷みを全く平等な視点から描いている。
硫黄島の戦い”をリアルタイムで、日米双方向から捉えてある。
だから、互いの国が互いの葛藤をもって観ていい、という極めてリベラルな発想をもってして、平和の意義を問うてくる……。

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私ごとで恐縮ではあるが、10年ほど前にベトナムに旅をしたことがある。
訳あって、ガイドをしてくれた初老の紳士は、ベトナム外務省のエリートだった。
その方が親切な方で、僕は終止ベトナムの経済状況など興味本位で質問していた。
そんな中、ベトナム中部の少数民族の部落を訪ねたときに、だいぶ気心が知れてきて“ベトナム戦争”のことを質問してみた。
彼はあの戦争で、20年間穴の中で戦い、生活をしたあの“ベトコン”の一人だった。
トンネル生活に入る前夜、結婚式をし、終戦の20年後に家に戻ったら見たこともない二十歳の息子が迎えてくれて、本当に卒倒したというエピソードを少数民族の横笛を物悲しく吹きながら、涙まじりに流暢な日本語で話してくれた。
永いトンネル生活中、日本共産党婦人連から盛んに物資が贈られたそうで、彼は「この戦争が終わったらベトナムと日本は友好国となる」と信じ、贈られた日本の本をロウソクの灯で必死に読み、日本語を自力で勉強したそうである。気の遠くなるような孤独と失望の中で、大変な精神力と努力だと思う。そして、最後にこういった。
「日本人にはわからないかも知れないが、私たちにとってソ連兵は大事な友人だった……」
以来、僕は脳天気な米国製のベトナム戦争映画を観るのがいやになった。



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当たり前だが、米国人が作るベトナム戦争映画は、ベトナム人、旧ソ連人が悪漢として描かれる。
米国と友好国の日本も、そういう観念が自然と染み付いている。
だが、日本人が第二次大戦を描くと米国が悪漢と化す。
むろん、アメリカ人からすれば日本が悪いという話になる。

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しかし、イーストウッド監督は『父親たちの星条旗/硫黄島からの手紙』を通して、戦争における善悪の無意味さを徹底的に問いかけてくる。
戦争から得るものはヒロイズムなんかじゃなく“傷みと悲しみでしかない”ということを圧倒的なリアリズムで、たたみかけてくる。

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『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』、
どちらから先に観るか? 順番はどうでもいいと思う。
あるいは、どちらか一作だけ観てもかまわない。でも、どちらかを観れば必ず両方を観たくなるし、それがイーストウッド監督の“硫黄島”2部作の意味なのだ。
何故ならば、両方を観ることでより戦争における“善悪”という嘘くさい大義名分、その無意味さがより重く突き刺さってくるのだ。
戦争は“傷みと悲しみ”だけが双方に残る……。

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責任は当事者双方にある。
だからこそ、“硫黄島”2部作で、繰り返してはならない愚業を悔い改めるのである。





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Posted at 12:00 | 映画 | COM(0) | TB(0) |
2006.08.16

MOVIE BATON(クイズ付き)

てんてんさんから、暗にご指名されたMOVIE BATON ですが、コース料理が嫌いな僕はやっぱり俺流に逸脱することにします。
簡単には流せません、映画については。。


【モスラ】
モスラ
モスラ

詳細はここを参照されたい。
息子が怪獣にハマったときに再び観たが、フランキー堺をはじめとする豪華キャストや、作品のエンターテインメント、社会的なメッセージから当時世界放映を目指していたことに納得する。
60年代の数ある怪獣特撮物が今も鮮烈に印象に残るのは、やはりビデオなどのメディアがなかったからだと思う。
ウルトラマンもその日見逃すと、二度と観れないという通念があり、だからこそ子供ながらにもの凄い集中力で観ていたのだろう。

【狼の挽歌】
狼の挽歌
狼の挽歌

僕が小学高学年の頃、何故か男性化粧品ブームがあった。
資生堂MG5の団時郎、同ブラバスの草刈 正雄、満を持して登場したのが丹頂マンダム(現在はMANDAMに社名変更)である。当時ポマード、ヘア・チック(懐かしい)しか製造していなかった丹頂が資生堂に対抗して、3億円のギャラでチャールズブロンソンをCFに起用。監督は当時売れっ子CF監督だった大林宣彦。
グランドキャニオンで馬を駆り、「ウ~ン、マンダム」とブロンソンがお茶の間に登場したときはぶっ飛んだ!
んなわけですっかりハマったブロンソンをスクリーンで観た最初の映画が『狼の挽歌』だった。

【ある愛の詩】
ある愛の詩 スペシャル・エディション
ある愛の詩 スペシャル・エディション

「愛とは決して後悔しないこと……」
アカデミー賞作曲賞に輝いたテーマ曲が大ヒットした。
街を歩いても、テレビを観ても、ラジオを聴いても『ある愛の詩』だらけだった。
で、超純愛映画だと思って(確かに純愛映画である)、中学2年のとき初恋の彼女と観に行った。
しかし、予想に反してキス・シーン、ベッド・シーンの連続で、思春期ど真ん中でありながら純な田舎者だった僕にはばつが悪かった。

【ゴッドファーザー】
マーロン・ブランド/ゴッドファーザー
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ゴッドファーザーPART2 ◆20%OFF!
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映画が好きな紳士淑女は数あれど、この映画を観ずして映画を語るなかれ、と僕はいいきる。パート3はまあ観なくても問題はない(金に困ったコッポラが惰性で制作したので)。
しかし、1、2は観ないとあなたの人生に多大な損害をもたらすであろう。
僕は100回以上観てます。もう人生のバイブルです。
1920年代のファッション、車、街並、経済など視覚で楽しんでまず一回、それぞれのキャスティングの妙と俳優の演技、魅力でまた一回、何といっても今だにアメリカのヤッピーが会議で引用するといわれる数々の名台詞を楽しんでさらに一回、最低三回は観れます。
僕が持っているボックスセットにはボーナストラックに紛失したとされていたマーロンブランドのドン役テストフィルムや、パート1で実はソニー役のテストをデ・ニーロも受けていてそのすさまじいテストフィルムも納められている。蛇足だが、このデ・ニーロのソニー役は演技が迫真過ぎてボツとなった。だが若きデ・ニーロの才能に惚れ込んだコッポラ監督がパート2のシナリオを書くときに若き日のドン役をデ・ニーロのイメージで書き上げたという逸話がある。

【未知との遭遇】
【新品】 DVD洋画 未知との遭遇(ファイナルカット版)
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僕が小学生のときに読んでいた『少年マガジン』の雑コラムに不定期でアメリカのUFO情報が載っていた。当時米空軍が数あるUFO目撃情報を解析するために『プロジェクト・ブルーブック』が組織され、アレン・ハイネック博士がほとんどのUFO目撃情報は気象条件などが理由として否定しまくった。しかしその後、一割の否定しえない目撃情報により同博士はUFO肯定論者になっていったという。
小学生時代、夢中になって読んでいたUFO目撃情報を見事なまでに映画としてエンターテインメント化した作品であり、実際この映画のスーパーバイザーはアレン・ハイネックが努めている。

【バットマン】
バットマン スペシャル・エディション ◆20%OFF!
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若きティム・バートン監督の傑作である。アメリカンコミックヒーローのバットマンを暗く重厚な演出とイメージで撮り上げたティム・バートンの天才性がかいま見れる作品だ。そして何といっても数あるバットマン役者でナンバー1はやはりマイケル・キートン以外にないと僕は思っている。
昨年公開された『バットマン・ビギンズ』の失敗点はバットマンをヒーローに仕上げてしまったことであり、まるでスーパーマンにしてしまったことだ。一方、ティム・バートンのバットマンはあまりに弱い。何故なら大富豪が自らのトラウマを引きずりながらその財力をかけて頼まれもしない悪者退治をする、アンチ・ヒーロー物語でなければバットマンは成立しないのだ。
ティム・バートンの鋭い視点とビジュアルセンスは完璧なまでのバットマン像を作りあげている。必見!

【ナイトメアー・ビフォア・クリスマス】
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同じくティム・バートン作品。
『バットマン』が89年、『シザーハンズ』90年、『バットマン・リターンズ』92年、そして93年にこのナイト・メア~が公開された。
バットマンよりずっと以前の作品のように見紛うが、原案・制作・キャラデザインを手掛け、あえてティム・バートンが監督してない御存知人形アニメ。しかもミュージカル形式だ。この作品を観るとティム・バートンの本質がかいま見れる気がする。
何故かシザーハンズの延長のようにとらえられ、パンク・キッズ達に支持されるが、そのキャラクターデザインは秀逸であり宮崎アニメなどにも多大な影響を及ぼしていることが伺える。映画も必見だが同監督によるデザイン画はアートの極みまで到達している。一昨年から東京ディズニーランドのホーンテッド・マンションが期間限定で『ホリデイ・ナイト・メア』を催しているが、実はティム・バートンはカルフォルニア生れの49歳。アートスクールを卒業し、ディズニーのアニメーターとして雇われた経緯がある。

【ビッグフィッシュ】
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ビッグ・フィッシュ コレクターズ・エディ

一昨年公開されたティム・バートンの秀作。僕と同年齢の監督の感性が嫌というほど伝わってくる作品である。誰でも経験する幼い日の不安定で摩訶不思議な出来事や周りの怪しげな人物達の回想をファンタジックに描いている。特に決して華美になりすぎないSFXが効果的で、ラストは思わず泣きます!

【東京原発】
東京原発
東京原発

一昨年公開の単館上映作品。舞台劇のような画一的な撮影手法は低予算というリスクを見事なまでに克服している。一癖も二癖もある役者さん達のロング台詞には同情するが、ぐいぐいと画面に引き込まれる。ラストの茶番は若き監督のいたりと見逃しても、日本における原発の歴史資料としても観る価値のある作品である。

ってわけで、楽天ブログ時代に未完成だったフリーページで書いたもの(好きなもの)に加筆訂正しました。劇場で観た回数は憶えてないぐらい、ビデオ、LD、DVD合わせると1000本前後はあると思う。

本来のバトンは以下です。
【MOVIE BATON 】
●初めて映画館で観た映画
●最後に映画館で観た映画
●最後に買ったDVD又はビデオ又はLD
●有している映画の本数は?
●よく見る、または特別に思い入れのある5本
●バトンを渡す5人
正直、おつき合いのあるブロガーさん全てに渡したいですが、
お好きな方、是非どうぞ~。


【クイズ! これな~んだ??】
文中にも書いたMANDAMですが、偶然最近見つけたものです。
MANDOM.JPG







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※お約束ですが、一つ!




Posted at 17:55 | 映画 | COM(0) | TB(0) |
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