--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


2008.07.29

過橋米線/他力麺♪

00kakyou_08_7_29.JPG

先日7月18日(金)、先輩からお誘いを受け、新宿で蕎麦を食おう!ってなことになった。
なんでも、その先輩の後輩が雑誌『おとなの週末』で、グルメ・ライターをしているらしく、そのライター氏が推薦するいわゆる蕎麦ダイニングである。
ま、その話はこれでお終いなのだが……。
えっ? 感想ですか??
僕は買ったことがないし、これからも買わないよ『おとなの週末』。

で、先輩が口直しと僕への汚名返上とばかり、タクシーに飛び乗って連れていってくれたのが湯島近くの『過橋米線(かきょうべいせん)』である。
聞けば、日本初の雲南省の郷土料理を供する店だという。

01kakyou_08_7_29.JPG

まず、生ビールと一緒に運ばれてきたお通しが、生落花生のぴり辛炒め。
おお、これは期待できそう♪

02kakyou_08_7_29.JPG

次に店名にもなっている、先輩お薦めの過橋米線¥980!

03kakyou_08_7_29.JPG

過橋米線(かきょうべいせん)は、中華人民共和国雲南省由来の、麺料理の一種。煮えたぎったスープと油が入った磁器の碗または土鍋を用意し、目の前で米線と呼ばれる雲南省の麺と野菜や中国ハムなど生の食材を入れ、スープの熱で具を加熱調理して食すのが特徴的。(ウィキペディアより)

その昔。科挙の試験を受ける書生たちが、南湖にある小さな島に集まり勉強していた。
とある書生の妻が、食事を作って運ぶのだが、夫はすぐに食べないのでいつも冷めてしまう。ある時、鶏を土鍋で煮込み夫の元へ届けたところ鶏油が浮いていて、長い時間が経過しても料理が冷めなかった。そこで米線(米麺)を入れたところ、夫はとても美味しいと喜んで食べた。
で、妻は度々この料理を作り、小島への橋を渡って(過橋)夫の元へ運んでいた。
後に夫は科挙に合格し、妻が届けた米線のおかげで合格できたと語られるようになったとさ。

因に、過橋米線は代表的な雲南料理として世界でも知られ、英語で「Cross Bridge Rice Noodles」、「Across the Bridge Rice Noodles」として知られているそうだ。

04kakyou_08_7_29.JPG

米線(米麺)は、乾麺のビーフンではなく生麺。
腰のないうどんのような食感。

05kakyou_08_7_29.JPG

スープは鶏ガラとゲンコツからなる、濃厚なもの。

06kakyou_08_7_29.JPG

07kakyou_08_7_29.JPG

具材は、鶏肉、豚肉、宣威ハム、チャーシュー、イカ、鶉卵、湯葉、もやし、豆苗などが別盛りでつく。

08kakyou_08_7_29.JPG

自家製辣油がまた良い♪

09kakyou_08_7_29.JPG

10kakyou_08_7_29.JPG

全ての具材を乗せて熱々をいただくのだが、これ美味いっ♪
この前に散々不味い蕎麦コースを食ったのに、美味い!
新しい麺料理として、大歓迎したい。

もう、いくらなんでも満腹。
それでも汚名を晴らすべく、ムキになった先輩がもう一品注文。
ってか、最初からこの店にすればよかったのに……。
後で調べたら、既にTVなどにも紹介された人気店のようだ。

【千張肉(チェンジャンロウ)¥1280】
11kakyou_08_7_29.JPG

12kakyou_08_7_29.JPG

これは、椀に豚バラ肉を並べ、冬菜という野菜の漬物(博多の辛し高菜に似ている)を餡のように詰め、器ごと蒸し、炒飯のように器をひっくり返して盛りつけたもの。八角の風味が効いたソースが美味しい♪

過橋米線
14kakyou_08_7_29.JPG
※最近、吉祥寺店もオープンした模様。
武蔵野市御殿山1-2-1 いせやビルB1 0422-38-8528



とても美味しかった千張肉だが、食べきれずにテイク・アウト。
翌土曜朝、千張肉で、冷やかけらーめん。
他力な自作麺であるが、めちゃウマよ♪

15kakyou_08_7_29.JPG

16kakyou_08_7_29.JPG

過橋米線。もう一度ちゃんと食べに行きたいお店である。







 ←美味しかったら、ポチッと♪


スポンサーサイト

2008.07.25

バカリ・ダ・ポルタポルテーゼ/ふたりの料理人考察♪

14bacari_08_7_24.JPG

今回は、僕がいま惚れ込んでいるふたりの料理人を考察してみたい。
ま、ブログならではのニッチな企画でございます。興味のない方は、早々に退場して下さい。

そもそも若きオーナー・シェフ平氏が最初にオープンしたのが、渋谷神南のタベルナ・ポルタポルテーゼ
渋谷宇田川町2号店が今回2度目の料理紹介、バカリ・ダ・ポルタポルテーゼ
その後銀座にオープンした3号店リストランテシチリアーノ改め、心機一転、元町中華街にてオープンしたのがSALONE 2007(サローネ・ドゥエ・ミッレ・セッテ)である。

00bacari_3497.JPG

若き日にイタリアで修行を積んだ平氏と樋口氏が、学び食べた北イタリアとシチリアの料理をもとに、おふたりが火花を散らしながら創意工夫を凝らした料理を供するのがSALONE 2007。
コース¥10000+消費税+サービス料10%の枠内で、妥協のない素材を仕入れ、妥協のない手間暇を費やすSALONE 2007の極上料理&サービスは、これまでの僕のレポが物語るように、首都圏近郊でも屈指である。

現在1号店は、やはりイタリアで修行を積んだ平氏の後輩が担当。
実は先日、お忍びで入店したが、SALONE 2007とバカリに慣れ親しんだ僕には正直、店内に飾られた平社長作の抽象画だけが印象に残った。
そして2号店バカリ・ダ・ポルタポルテーゼは、それまでの担当シェフの一身上の都合で、6月から平氏が腕を振るっています。

【北海道産えぞ鹿の自家製スモーク ライムマルメリータ】
ライム風味のマルメリータ(ジャム)の苦みがアクセント♪

↓画像をクリックして、大判写真をご覧下さい♪
01bacari_08_7_24.JPG


【北海道アスパラのズッペッタ】
アスパラの冷製スープ。
清冽なアスパラの香りと、オリーブ・オイル、あとででてくる目鯛のアラのスープと思われるストックが絶妙に調和した奥深い味わい。
パンがすすみます♪

↓画像にマウス・オンで、別な写真をご覧下さい♪


↓画像をクリックして、大判写真をご覧下さい♪
04bacari_08_7_24.JPG

SALONE 2007から知った僕としては、平氏と樋口氏それぞれのイズムに非常に興味があった。ときには両者の才能が殴り合い寸前まで衝突。その邂逅から生み出される名料理の数々のイニシアティブを握るのはいったいどっちなんだ?!

【ゴボウのアラビアータ、ナスのソット・アチェート(野菜の酢漬け)、カリフラワーのパルミジャーノ和え】
05bacari_08_7_24.JPG


【Bianco】
Vignapalme '04/Trinchero
ヴィーニャ・パルメ '02/トリンケーロ
アルネイス100%


【Rosso】
Le Taragne '99/Trinchero
レ・タラーネェ '99/トリンケーロ
ドルチェット95%、メルロー5%

06bacari_08_7_24.JPG

バカリ・ダ・ポルタポルテーゼは、シェフのおまかせディナー・コースが¥3000+消費税+コペルト(パン代)¥500。
しかし前菜4品、パスタ、メイン(アクアパッツァ、肉)、ドルチェ、サプライズ・サービス(ポモードーロ)と、安い=少ないどころか美味いし、大充実の構成。

ワインも楽しめばSALONE 2007で、1人¥20000〜。
バカリ・ダ・ポルタポルテーゼのコスト・パフォーマンスの良さはいわずもがなである。そこだけで論ずるとSALONE 2007の上に位置するぐらいだ。

【目鯛のカルパッチョ ワカモレ】
ワカモレ(アボカドのディップ)の上にメダイとオレンジが乗り、ミント、セルフィーユ、エストラゴン、オレンジの皮、アーモンド・スライスが添えられています。ほのかにコリアンダー(ドライ)が香り、やはり極上のオリーブ・オイルが効いています。

↓画像をクリックして、大判写真をご覧下さい♪
07bacari_08_7_24.JPG

以前平氏に、何故銀座からSALONE 2007として元町中華街に進出したのか質問したことがある。
平氏曰く、
「やっぱり海の近くで、思う存分作ってみたかったんですよね」
海に面したイタリアへの憧憬、新鮮な魚介類と、妥協なき仕入れ。最上のサービス。SALONE 2007はそんなコンセプトを楽しむ余裕=大人のための店である。

一方バカリ・ダ・ポルタポルテーゼは、ヴェネツィアの居酒屋をコンセプトに深夜まで楽しめる。だが宇田川町に在りながら、センター街から流れてくる若者に荒らされることもなく、カジュアルな大人の居酒屋を確立している。
そう、どちらも一長一短、選べないのだ。

【自家製ニョッキ カジキとキャベツ】
バジルが効いたグリーンのソースに、これまた形容し難い滑らかなニョッキ。
カジキとキャベツが中和し、刺激の強いジェノベーゼが脇に回った逸品♪

↓画像をクリックして、大判写真をご覧下さい♪
08bacari_08_7_24.JPG

↓画像をクリックして、大判写真をご覧下さい♪
09bacari_08_7_24.JPG


【佐島産スズキのアクアパッツァ】
アクアパッツァとは、魚介類(白身魚と貝類)をトマトやオリーブなどとともに水で煮込んだ定番イタリア料理。
前回と違いケッパーが見あたらなく、アサリも少なめでしたが、美味さは変わりません。(不思議……)

↓画像をクリックして、大判写真をご覧下さい♪
10bacari_08_7_24.JPG

東急東横線により、近頃は元町中華街も身近になった。
いまなら、繊細な樋口氏の料理がSALONE 2007で堪能できる。
二度とこんな手のかかる料理は作りたくないと、悲鳴をあげながら仕事に打ち込む樋口氏の才は被虐性の上に成立していると思われる。
かたやバカリ・ダ・ポルタポルテーゼでは、家一軒建てられるほどのカーペンターであり、ペインターでもある茫洋とした平氏のおおらかな料理を楽しめる。

SALONE 2007は、繊細な樋口氏をおおらかな平氏が包み込むことで、両者の才が結実するのである。

イタリアの地形で現せば、樋口氏が島(シチリア)、平氏が大陸側。
樋口氏がMならば、平氏はS。
樋口氏が妻で、平氏は夫。
樋口氏がおナベならば、平氏がタチ。(こらこら!)

おふたりの名誉のため添えておくと、樋口氏は学生時代かなりのクラスまでいった柔道家であり、平氏は苦学しながら高校卒業と同時にイタリアへ渡った無頼派である。ふたりとも喧嘩強そう……。

失礼。両者の腕が遜色ないという上で、結論をいおう!
平氏はベーシック。さしづめローリング・ストーンズ!
樋口氏はアレンジャー、ビートルズだと見た!!

ひとつのリストランテに通うにも、そんな妄想を描くとこれまた楽し。
そして、そんな風に向き合える店を、僕は愛するのだ。

長文・駄文へのおつき合い、感謝致します……。

【和牛ロースト ポレンタ添え】
実は入店してすぐに平シェフと歓談していたら、このお肉を見せてくれました。
なんと、焼肉店もオープンされた模様で、その仕入れルートから入手されたきっちりサシの入った極上の和牛肉。
不味いわけがありません。悶絶します!
肉の下には、ポレンタ(トウモロコシの粉を煮たペースト)が隠されています。
酸味のあるベリーのソースとルッコラが、口の中の肉の脂を緩和します♪

↓画像にマウス・オンで、別な写真をご覧下さい♪


↓画像をクリックして、大判写真をご覧下さい♪
13bacari_08_7_24.JPG


【ポモドーロ】
サプライズ・メニューです。好きな量をお願いできます。
60グラムでお願いしました。
噂に聞いた、平氏の十八番メニュー。
絶品でございます♪

↓画像をクリックして、大判写真をご覧下さい♪
15bacari_08_7_24.JPG


【フォンダンショコラ・クレーマカタラーナ・葡萄のムース】
↓画像をクリックして、大判写真をご覧下さい♪
16bacari_08_7_24.JPG


左が現在SALONE 2007で腕を振るう樋口シェフ。右が現在バカリ・ダ・ポルタポルテーゼで腕を振るうオーナー・シェフ平氏。
36salokama_08_3_29.JPG





 ←美味しかったら、ポチッと♪

2008.07.23

SALONE 2007/7月のサロカマ会♪

00sarokama7_08_7_19.JPG

7月のサロカマ会は、いつもお世話になっているドイツ在住20年のyamageigeさんが一時帰国中、参加いただけるとのことで、19日(土)に決行致しました。

この日は読売新聞の勧誘員さんから、「横浜ベイスターズVS.読売ジャイアンツ」戦のチケットを入手したので、サロカマ会の前は息子と横浜スタジアムでデイ・ゲーム観戦。ベイスターズの不調と猛暑で散々でした……。
5回裏で球場を後にして、有隣堂で買物。その後、息子だけ地下鉄関内駅から帰し、SALONE 2007に向かう。

今回の参加メンバーは、
♪驢馬人さん
♪ひらめさん
♪palmeritaさん
yamageigeさん
他2名で、総勢7名でのスタート。

01sarokama7_08_7_19.JPG

今回はCENA Corso di 8 piattiといって、 熱い皿、冷たい皿が交互に来る構成とのこと。
横浜スタジアムでも、猛暑の中ひたすらビールを飲んでいましたが、やはりまずはイタリアのビール、ペローニ・ナストロアズーロで乾杯♪

【Inizio】
山形牛サーロインとメークインのスピエディーノ

白トリュフオイルでクリーミーに仕上げたメークインのペーストを、贅沢にもブランデーでフランべしたA5クラスの山形牛で巻いた串焼き(スピエディーノ)♪
↓画像にマウス・オンで、別画像が観れます♪


今回からSorpresa=サプライズではなく、Inizio=イニジオ(きっかけ、はじまりの意)に変わりました。粋なネーミングです。
既に4度目。当たり前のように口に放り込むが、考えてみたらこのスピエディーノをトップにもってくることで、メインの肉料理(Carne)をより自由に発想・展開できることに気づき、改めてコース料理の妙を知る。

【Bianco】
Cinque Terre 2006/W. de Batte

チンクエ・テッレ 2006/ヴァルテル・デ・ヴァッテ
ボスコ65% アルバローラ25%、ヴェルメンティーノ
今回もマネージャー兼ソムリエの藤巻氏の巧妙なトークに薦められ、3本からチョイス。
樽熟成の芳香漂う一本♪(写真中、真ん中)
↓画像にマウス・オンで、別画像が観れます♪


【Piatto di Peasce】
本鮪のブレザオラ 熊本産赤茄子添え

北海道の本鮪(赤身とトロ)を軽くブレザオラ(塩漬)したもの。
上には熊本産大赤茄子を焼き、パキーノトマトを加え軽くヴィネガーで蒸したソース。さらにミント、ディル、シチリア産ピスタチオを粗め(グロッソ)に削り、乗せてあります。
↓画像にマウス・オンで、別画像が観れます♪


茄子とトマトのソース、ピスタチオが、本鮪をただの刺身ではなく、極上のイタリアン・メニューに進化させています♪

【Vapole】
佐島港の蒸し物 オレンジの香り

天然鯛、タコ、ハマグリ、ポロネギをほんの少しの水で蒸し、イタリアン・パセリ、オレンジ・オリーブ・オイルでアクセントをつけたもの。
↓画像にマウス・オンで、別画像が観れます♪


初心に帰った樋口氏が、レシピの細部を見直し、睨めつけるように作ったお馴染みのスペシャリテ!
柔らか〜いタコは、ワインのコルクと一緒に下蒸してあるとのこと!
コルクが、筍を茹でるときの糠のような役割を担うそうです。
↓画像をクリックすると、大判写真が観れます♪
10sarokama7_08_7_19.JPG

【Cucchiaio】
トマトのジェラートを包んだ石鰈のインボルティーノ フレッド

今回のワン・スプーン(Cucchiaio)は、軽く塩で〆た旬の石鰈、その下にバジリコとトマトのジェラート。クリームはリコッタチーズにシチリアのデザート・ワイン(ジヴィッポ・デ・パンテレヴィア)を加え、シブレット(ネギの一種)の細かく刻んだものが加えてあります。
ジェラートのトマトは長田農法、パキーノ、お店特製のポモドーロの3種を調合してあるとこと。
↓画像にマウス・オンで、別画像が観れます♪


至福のワン・スプーンでございます♪
↓画像をクリックすると、大判写真が観れます♪
13sarokama7_08_7_19.JPG

【Pasta corta】
カジキ鮪のスモークとチリメンキャベツのニョッキ

通常はジャガイモ、小麦に卵で作るところ、ジャガイモと小麦のみでクリーミーに仕上げたニョッキ。カジキ鮪の白皮(大トロ)をサクラチップでスモークしたものに葉脈の浮き出たチリメンキャベツとパキーノトマトで仕上げたソース。
14sarokama7_08_7_19.JPG

この滑らかなニョッキは、なんと形容しよう……。
スモークしたカジキ鮪の白皮が、まるで肉のような風味を醸し、何度でも食べたくなる♪
↓画像をクリックすると、大判写真が観れます♪
15sarokama7_08_7_19.JPG

【Rosso】
Fanino Rosso/Giotto Bini

ファニーノ・ロッソ/ジオット・ビーニ
毎回、3本のチョイスから外し続けてきた通称「イカ」に挑戦!
黒ぶどうと白ぶどうを一緒に醸造してしまうそうで、かなり個性的且つ味わい深い一本♪
↓画像にマウス・オンで、別画像が観れます♪


【Piatto di carne】
仔牛のポリート 胡桃のペーストを敷いて

仔牛のもも肉をクール・ブイヨン(野菜とハーブ、黒胡椒)に低温で漬込み(ポリート)、冷蔵庫で冷やし、スライスしたもの。下にはクルミとオリーヴ・オイルのペーストを敷き、肉の上にオリーブ・オイル、ワインヴィネガー、塩でマリネしたチコリと、セルフィーユ、エストラゴンを飾り、周りにはタスマニア産の生マスタードを4粒ずつ添えてあります。
↓画像にマウス・オンで、別画像が観れます♪


マスタードを4粒飾る繊細さが樋口シェフらしい、芸術的な一皿♪
↓画像をクリックすると、大判写真が観れます♪
20sarokama7_08_7_19.JPG

【Rosso】
Barbera D'Asti Vigna del Noce 1996/Trinchero

バルベーラ・ダスティ ヴィーナ・デル・ノーチェ/トリンケーロ
次のタリオリーニのラグーのために、どっしりした一本をチョイス。
21sarokama7_08_7_19.JPG

【Pasta lunga】
熊本県産馬肉をバルベーラで煮込んだラグーソースのタリオリーニ

贅沢にも刺身で極上の馬肉をバルベーラ(北イタリアピエモンテ州の赤ワイン)、パキーノトマトで煮込み、タテガミを溶かし込んだソースを手打ちのタリオリーニに絡め、ラグサーノチーズ(シチリアの牛のチーズ)を飾ってあります。
↓画像をクリックすると、大判写真が観れます♪
22sarokama7_08_7_19.JPG

馬肉は藤巻氏がほんとに刺身で食べ、
「これを、煮るのか?! もっと安い肉でいいんじゃないのか?」と思わず嘆いた、お得意の骨のスープを使わず、馬肉とタテガミでコクをだしたラグー・ソースが素晴らしい。
今回も生涯最高のパスタなのだ♪

【Rosso】
Piccade/Pane e Vino

ピッカデ/パーネ・エ・ヴィーノ
モニカ、カリニャーノ
藤巻氏からのサービスでいただきましたが、話に夢中で写真は撮り忘れました……。

【Carne】
岩手県産短角牛のタルターラ 無花果添えエンナ風

サシの少ない短角牛のもも肉を細かく切り刻み、パンテレリア島のオリーヴのように大きなケッパーを刻み、トスカーナの干しイチジクをブランデーに漬けたもの、タジャスカという最上級の香りをもつ黒オリーブをセロリの葉とタルタルしたもの。
上には小ネギ、ローストしたアーモンド、イチジクを乗せ、全体にバルサミコが回しかけてあります。
↓画像にマウス・オンで、別画像が観れます♪


エンナとは、イタリア共和国シチリア州の県の一つ。
イチジクが味わい深い♪
そしてドイツから帰国中のyamageigeさんに、冷たい肉料理をメインに据えるのは挑戦的かと恐縮しながらも、冒頭にも書いたように “ 山形牛サーロインとメークインのスピエディーノ ” がトップに位置することで、このコールド・タルターラもメインで成立するのである。
↓画像をクリックすると、大判写真が観れます♪
25sarokama7_08_7_19.JPG

【Formaggio】
チーズはピエモンテ産山羊の、ロビオラ・ディ・ロッカベラーノ。
付け合せは干しイチジク、白トリュフの蜂蜜、パプリカのモスタルダ、砕いた黒胡椒。
本来モスタルダとは、シロップで煮た果物にマスタードエッセンスを加えた北イタリア地方のジャム。
26sarokama7_08_7_19.JPG

【Dolce】
桃のソットアチェートとフラントイアのジェラート

こんがり焼かれたブリオッシュをベースに、シチリアのフラントイア(オリーブ・オイル)のジェラート、ワインヴィネガー&バルサミコ、さらにクローブ、黒胡椒、桃の葉の漬け汁に漬込んだ桃のソットアチェート(ピクルス)。
ミントを飾り、仕上げに黒胡椒、オリーブ・オイルを回しかけてあります。
突き刺さっている煎餅はフォーリエ。
イタリアではミルフィーユ(千の葉)をミッレフォーリエと呼ぶそうで、千の葉の一枚(フォーリエ)、一枚の葉というわけ。
27sarokama7_08_7_19.JPG

フラントイアは、この店の全料理の仕上げに利用する風味豊かなオリーブ・オイルで、これをジェラートに応用するセンスに脱帽。
酸っぱいもの好きな僕には、桃のソットアチェートがたまりません♪
↓画像をクリックすると、大判写真が観れます♪
28sarokama7_08_7_19.JPG

樋口氏曰く、
「今回のドルチェはシチリアの朝のイメージを伝えたかったんです。シチリアでは朝から色々な種類の山盛りのジェラートを食べるんです」とのこと。
なんせ、今回のメニューは全て樋口氏が修行したシチリア色全開の至福のコースであった♪
29sarokama7_08_7_19.JPG

樋口シェフの手作りチョコ♪
30sarokama7_08_7_19.JPG

39salone08_1.jpg



SALONE 2007(サローネ・ドゥエ・ミッレ・セッテ)
本日の料理は、今月一杯↑にて食べられます♪
40salone08_1.jpg



♪サロカマ会の過去記事は、右コラム内カテゴリー「サロカマ会」からどうぞ。






 ←美味しかったら、ポチッと♪


2008.07.15

弘明寺と、味のほうさく♪

00housaku_08_7_15.JPG

先週末日曜は、クソ暑い中、息子と横浜市営地下鉄で弘明寺(ぐみょうじ)へ出かけました。

地下鉄弘明寺駅から地上に出ると、すぐに弘明寺に向かうアーケードがあり、参道が商店街になっている恰好。

01gumyouji_08_7_15.JPG

02gumyouji_08_7_15.JPG

以前、金沢文庫の特別展「曼荼羅 集う仏たち」で見た、平安時代制作の関東に遺る典型的鉈彫りの十一面観音立像(重文)を是非安置寺の弘明寺で見てみたいという息子の提案。
鉈彫とは丸ノミの彫り跡を像表面に残した特殊な彫り方。中々ダイナミックかつ、味わい深い仏像である。

12housaku_08_7_15.JPG

03gumyouji_08_7_15.JPG

予想はしていたが境内には花もなく、息子は御朱印をもらい、1時間ほど滞留して寺を後にする。
花撮影も叶わないのに、なぜ息子の仏像見学につきあったのか?

実は、弘明寺といえば僕には「味のほうさく」が目的♪
神奈川屈指の支那そば系の名店として、友人の驢馬人さんから推薦いただいたのが、確か7〜8年前。
ず〜っと機会を逃したまま、息子の仏像趣味のおかげで、やっと念願が叶ったというわけ。

場所は弘明寺から、鎌倉街道沿いを関内方面に向かい信号5つ目。
以前は古びたカウンターのみの店だったようだが、2005年3月に150メートルほど離れた現在の場所に移転したらしい。
明るく清潔な広い店内。昼の部終了間際だったが、店主? らしきオバちゃんが、気さくに迎えてくれる。
既に脱水症状で、とりあえずビールを咽に流し込む。

10housaku_08_7_15.JPG

塩らーめんが有名な店だが、醤油好きな息子は、迷わず正油らーめん¥500円を注文。これが息子の好みでいうところの「サッパリ濃口醤油」という定義にぴたっとハマったようだ。
色は正に濃口醤油そのままに、香ばしい醤油の香りが立ち、それでいて上品なさらりとした味わい♪

08housaku_08_7_15.JPG

09housaku_08_7_15.JPG



かなり逡巡した末、僕は新作ほうさくめん(塩)¥650を注文。
炒めたキャベツとモヤシが乗る、鶏ガラ主体のスープ。中太縮れ麺がよく絡む。
バラ肉の煮豚ではない焼豚が柔らかく、肉の旨味がいかされ美味い。

06housaku_08_7_15.JPG

07housaku_08_7_15.JPG

04housaku_08_7_15.JPG

いまとなっては地味ではあるが、流行の魚介のパンチに依存しない、押えの効いた上質の和風らーめん。

「近頃のラーメンは魚臭い」と、お嘆きの貴兄に是非お薦め致します!

末永く守り抜いてほしい、これぞ、まさに昔ながらの味わい♪
実に “ 重文 十一面観音立像 ” 様々な一日であった。


●味のほうさく
住所/横浜市南区通町2-25-1
TEL/045-713-4529
営業時間/11:30〜14:30、17:30〜スープ切れ次第終了。
木曜定休。
11housaku_08_7_15.JPG







 ←美味しかったら、ポチッと♪

2008.07.11

身体にやさしい夜食♪

00nameko_08_7_11.JPG

さすがに昨年、携帯を変えようか迷った時期がある。
ご覧のように、ボロボロの古〜い機種である。

04nameko_08_7_11.JPG

しかし、iPhoneが発表され、買い替えを控えたのだ。
当初、日本ではドコモから2月頃発売らしいという噂が流れた。
俺は、待っていたのよ!
ところが待ちに待たされ、蓋を開けてみたらソフトバンク……。

番号持ち込みでの鞍替えも考えたが、表参道では購入目的の徹夜組が発売2日目の今日も並んでいるというではないか。
でも、色々あるみたいだし、アップルの戦略からするとソフト・バンクの独占が続くとも思えないし。(実際そういう噂もある)

もう少し成行きを静観していよう。
どうせ、飲み屋で見せびらかすだけなんだし。


01nameko_08_7_11.JPG

これは、深夜の夜食。
夜食とはいっても、晩御飯を食べていないので、遅い夕食ということになる。

冷水で〆た中華麺にナメコをさっと熱湯に通して乗せ、漬け汁を回しかけ、青唐辛子、ネギ、海苔でいただく。

漬け汁は、煮切りみりんと濃口醤油同量に、昆布、焼きアゴ、鯛節の出汁を2.5倍でのばし、冷やし冷蔵庫にストックしておいたもの。

02nameko_08_7_11.JPG

なにしろ腹ぺこなので、速攻で作れるものが良いわけ。中華麺を茹でる手間ぐらいである。

味の決手は、食べる直前にEXヴァージン・オリーブ・オイルを中さじ一杯垂らすこと。
あ、無論、この時期のお約束であるレッド・アイも! ね。

03nameko_08_7_11.JPG







 ←美味しかったら、ポチッと♪



2008.07.08

男が、寡黙であるべきとき。

00jitakuco_08_7_8.JPG

今回は、6月20日のサロカマ会の翌日の自宅での晩餐。

ところで、僕に「SALONE 2007」を教えてくれた友人が、悪名高い某掲示板にて批判を受けている。早速覗いてみると、相も変わらず匿名性に乗じたヤカラどもの誹謗中傷の嵐。
サロカマ会が名指しで批判されている……。
サロカマ会が、なにか世に揶揄されるようなことをしたでしょうか?
確かに最近は参加人数も増え、楽しく盛りあがるので、他のお客様には多少迷惑をかけているかも知れないが。(ごめんなさい)

だが、参加あるいは来店したこともなく、匿名性を笠に着て、悪意で批判するのは卑怯である。
ブログだって匿名で発信される以上、完璧なリアルはない。
それを踏まえたうえで、それでも乱暴な正論を主張したいなら、訴訟覚悟で表で闘うしか術はないはすである。

【タコのマリネ】
ニンニク微塵切り、ケッパー、ローズマリー(ドライ)、塩、粗挽き黒胡椒をEXバージン・オイルで和え、レモンを絞って♪

01jitakuco_08_7_8.JPG

僕の場合、グルメ・レポは自分の備忘録的な意味合いが大きい。
無論、記事を観て、みなさんがその店へ脚を運ぶのは自由である。
僕のレポから、興味を持つ。あるいはその逆も然り。
グルメ番組、グルメ雑誌、グルメブログなどの情報の使い方は、あくまで自分の嗜好に沿っているか否かでしかない。と僕は思う。

【サーモンとクルミ、アボガドのインサラータ】
市販の刺身用サーモンを、完熟のアボガド、クルミ、オレガノ(ドライ)、EXバージン・オイル、塩で和える。大葉を飾って♪

02jitakuco_08_7_8.JPG

僕が「SALONE 2007」を気に入っている理由は、気軽に写真撮影に応じてくれ、詳細なレシピを丁寧に説明してくれる点であり、なによりお店の心地よさ=サービスがハイ・レベルだと思うからだ。
まだ開店して間もない頃から通い、店側からの信頼も得られ、こちらの熱望するサービスも享受できる。
店と僕のあいだに、既に素敵な関係が成立しているのである。

【ボンゴレ・ビアンコ、トリュフの香り】
シンプルに、フェデリーニのボンゴレ・ビアンコ。
サロカマ会の友人からいただいた、トリュフ・オイルをかけて♪

03jitakuco_08_7_8.JPG

04jitakuco_08_7_8.JPG

料理好きな僕には、「SALONE 2007」で味わった(教わった)、レシピを自分流にアレンジ、再現するという楽しみもある。
オリーブ・オイル、ナッツ、スパイス類の使い方など、ほんとに勉強になっている。

冒頭にも経緯を書いたが、僕は「SALONE 2007」の関係者でもなんでもない。
先の友人に誘われて、一見からはじまった、ごく一般的な常連客でしかない。

【ラム・チョップとピーマンのソテー】
ラム・チャップはバットに並べ、白ワイン、タイム(ドライ)、ローズマリー(ドライ)に漬けて半日冷蔵庫で保存後、オレンジ・オリーブ・オイル、塩、粗挽き黒胡椒でソテー。
フライパンに残った肉汁で、緑と黄色のピーマンを炒め、白ワイン、粗挽き黒胡椒、塩で調味。付けあわせにたっぷりのクレソン。肉汁ソースを回しかけて♪

05jitakuco_08_7_8.JPG

よしんば僕が「SALONE 2007」にて、不快なサービスを受けたのなら、無論、このブログで取りあげることはしない。わざわざそれなりの代金を支払い、自分の選択が間違っていたというだけのことである。

まして、それを生業としている以上、はなっから、悪意で営業している店なぞないのだから。
食べてもいない人々が、その店の料理やサービスを批判するのは言語道断。
それは、来店しないで高・低評価をでっちあげる悪意でしかない。
暴利を強要する街金が返済を迫り、あらぬ噂をばらまくキリトリ(恐喝)と同意である。
実に、さもしい行為である。
友人や僕らサロカマ会への、誹謗中傷も同意である。
サロカマ会に参加して不快だったなら、いざ知らず……。

某掲示板をますます悪意の集団化せしめているのは、そうした未体験の事象をでっちあげている方々であることに、当事者たちが気づくべきだ。
そして、そんな偏向は世の中をただ右傾化(偏らせる)させるだけである。
どうどうと食べたいものを食べ、美味い、不味いといいたいではないか。
好きな本を買い、どうどうと面白い否かをいいたいではないか。
好意を寄せた女性にどうどうと、爽やかに口説きたいではないか!(こらこら)

知らないことへは、自らを磨くべく真摯な態度、耳で望みたい。
興味のないことは、黙して語るべからず!
それが、男というものだ。

06jitakuco_08_7_8.JPG







 ←美味しかったら、ポチッと♪



2008.07.04

自作らーめん2種+鯛飯♪

00taimesi_08_6_4.JPG

冷やかけに凝っております。
前回紹介した自作冷やかけの発展形。
冷やかけ汁に干しエビを加え、コクを増しました。

トッピングには、ジュンサイ、昆布(出汁に使ったものを刻み、ミリンと濃口醤油同量に漬けておく)、干しエビ(出汁に使ったもの)、白髪ネギ、紅い柚胡椒。
純度の高い菜種油を使うのが、ポイントです♪

んな感じで、土曜の暑い朝に一生懸命に創意工夫している親父に、息子はぬけぬけという。

息子「お父さん、冷たいのに凝ってるねえ。でもらーめんは普通の温かいのが好きなんだけどな」

01taimesi_08_6_4.JPG

君の嗜好はわかってるの。だから君の大好きなジュンサイを使ったのよ……。
やれ、つけ麺は嫌だ。
うどんも蕎麦も、温かいほうがいい。
パスタは青カビのクリーム系だ!
とかなんとか、一丁前のこというのである。
大体、いつも同じもん作ってたんじゃ、ブログのネタにならん!(本音)

さて鯛煮干で、鯛飯を作ってみた。
超簡単!
洗った米と、水、そこに酒・薄口醤油(米一合あたり大さじ一杯)、あとは昆布、鯛煮干を乗せて、炊きあげるだけ。

02taimesi_08_6_4.JPG

03taimesi_08_6_4.JPG

鯛のいい香りが漂っています♪
美味しい奈良漬けで、いただき……、

息子「お父さん、骨入ってないだろうね?」

そういうと思って、鯛煮干の身は使わずに、出汁にだけ使ったのよ。

息子「あ、そう。じゃあ鯛茶飯だ!」

04taimesi_08_6_4.JPG

近頃、中坊になったせいか、いちいち小うるさいのだ……。

翌日曜のブランチ。
前回と同様の冷やかけのためのスープに、冷凍してあった鶏ガラを投入し、臭み消しのネギ(青い部分)、生姜、ニンニクを加え、温かいらーめん用スープを作る。

06taimesi_08_6_4.JPG

前日買っておいた大量のもやしを炒め、もやし肉麺♪
前日の鯛飯と一緒に、いただき……、

05taimesi_08_6_4.JPG

息子「お父さん、今日の麺はどこの? 僕最近△△麺飽きてきちゃったよ〜」

そういうと思って、今日は君の好きな○○細縮れ麺と、△△中太麺の混合なのさ!
そんな会話を上の空で聞きながら、家内はらーめんをすすっている。
後日、

息子「お父さん! 昨日の晩ご飯にお母さんが!!」

えっ?
鶏うどんの乾麺に、茹で時間の違う麺をダブルで使ったって?
そりゃ、無謀だろう。

家内「だって、あなた違う麺を混合で使っていたじゃない」

息子「お母さん、あれは細縮れ麺と中太麺のダブルで、中華麺だから!」

中坊に突っ込まれまくりの、我家である……。

07taimesi_08_6_4.JPG







 ←美味しかったら、ポチッと♪

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。