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2007.02.26

鰻は、高嶺の花?

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高価なものが美味いのは当たり前だ。
高価な食材を、一流の職人が真心こめて供するものが美味いのは当たり前。

かたや、限られた財源で美味しいものを創意工夫するお母さんたちの努力と真心もある。
だから、安くて美味い! ってことが大事な意味をもつ。
それは消費経済に生きる者の永遠のテーマであり、宿命なのです。

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今朝、不意に鰻が食いたくなった。
今日は訳あって家内の弁当がない。
いつもなら昼時ラーメン屋に走るのが常なのだが、何故か旬の鰻が食いたくなったのだ。
本来、鰻は冬に油が乗る。
夏に鰻を食べる習慣は、油の乗りが悪い時期に食べてもらうための、鰻屋さんが考えた戦略である。
それにしても鰻は高い。
1000円、1680円、2560円の3種類の弁当の中から真ん中の1680円を選ぶ。
だが、財布にお札がない。(たまさかなかったのだから仕方がない)
クレジット・カードで支払い会社に入る。
襟を正して老舗の鰻屋さんで食べるのならわかるが、普通の日の昼食にわざわざカードで、冷たい鰻弁当を買う自分もどうかとは思う。(でも、食いたい)

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前回の鴨肉だって、1500円ほどした。
しかし、家族3人で鍋を囲むのだから、決して高い買い物でもないのだ。
鰻は“高くて美味いもの”の筆頭である。
残念ながら鰻に関してだけは、“安い→美味い”が成立しない。
スーパーに並んでいる中国産の鰻蒲焼きが不味いのが、良い例だ。
オートメーションで焼き、タレに漬けて空輸されてくる鰻が不味いのは当たり前なのだ。

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やる気のある老舗クラスになると、
ぬるぬる扱いにくい鰻を背開きし、串を打って素焼き(しらやき)し、蒸し、タレを塗りながら丹念に再度炭火で焼き上げる(関東焼き)手間を惜しんでは味わえないからこそ、高価になる。
素焼き(しらやき)の行程でさえ手返し百編といわれ、タレは継ぎ足しを繰り返しながら100年近くかけて熟成が常、そうやってその店の味を守り続けているのだ。
美味しい鰻と一口にいっても、実に枯淡なのだ。
“串打ち3年、裂き8年、焼きは一生”といわれる由縁である。
だから、家庭で安価に再現できない。
高かろう、美味かろうを受け入れざる得ない。

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そんなことを想いながらいただくと、冷めた鰻弁当1680円が決して高価でもないと想えてくる……。
手間暇への対価であることに納得できる。
そして、やはり美味いのだ♪





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