--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


2007.05.17

穴子鮨の思い出。

00anago.JPG


母がいまだにいうことがある。

僕が小学3年生の頃、鮨屋で握り鮨を100個食べたのだと。
どう考えてもあり得ない。
多分30個ぐらいを誇張してしまっているのだろう。
ただ、そのときの感動はいまも脳裏に焼き付いている。
月に一度、その鮨店では “握り一個10円サービス” という日があり、給料日後に何回か連れていってもらっていたのだそうだ。(いまでいう100円鮨の感覚ですね)
憶えているのは、とにかく毛蟹の脚肉の握りが美味かったのと、ウニ、アワビである!

01anago.JPG


20数年前、帰郷したとき小樽に旅をし、鮨を食った。
その鮨店の親父曰く、うちの穴子を食わなけりゃはじまらない。という。
僕の記憶の中では、後にも先にも、そのときのとろけるような穴子の握りがベスト1である。

02anago.JPG


その数年後、グルメなオジさんが取って置きの、絶品穴子を食わせる鮨店に僕と後輩を連れていってくれたことがある。そのオジさんの生まれ故郷は小樽だった。
若くて生意気だった僕は、
「○○さん、小樽の穴子より美味い穴子なんて、ないでしょ」
そういった僕の顔を、オジさんは苦笑まじりに一瞥したが、店主はむっとしていた。
その鮨店は板橋にあり、オジさん曰く、これから頭角を現すに違いない店なのだと大プッシュしていた。

03anago.JPG


確かに穴子も鮪も絶品だったと思うが、その店の酒(日本酒)が良くなかった。
オジさんと別れ、僕と後輩は池袋でさらに安酒を午前1時まで飲みなおした。
この上もなく悪酔いした僕は、気がついたら独りタクシーに乗っていた。
当時は恵比寿に住んでいたのだが、ふと財布を確認したら1000円しかない。
酔った頭で、
「すみません、1000円しか持ってないんですが……」
と、運転手に告げた。
「お金持ってないのに、タクシーに乗っちゃだめだ」
といわれ、代々木あたりで降ろされた。
今考えたら、良心的な運転手さんだったかも知れない。

04anago.JPG


そこからが地獄だった。
歩いて恵比寿まで帰ろうとしたのだろうが、3時間ほど歩いても同じ場所にいるのである。歩いても歩いても見上げると新宿副都心のビル群しか見えない。
さらに数時間もして、ぐるぐる回っていた頭が多少覚醒してきた頃、千駄ヶ谷の友人を叩き起こして5000円借り、タクシーで恵比寿に辿り着いた。
その時点で、朝6時ぐらいだった。

05anago.JPG


だが、恐怖の“ 空白の魔の時間 ”がおぞましく、以後3ヶ月ぐらい立ちなおれなかった。
えっ?
いや、いいたくない。
えっ?? 駄目ですか?
う~ん。困ったなあ。
じゃあ、憶えている断片的な記憶を箇条書きしてみます。

・路肩に違法駐車している車のドアを何度か開けた。(特にベンツが施錠してなかった)
・路肩に放置してある、チャリンコや原チャリを片っ端から蹴り倒した。
・見知らぬビルに侵入したらどこぞの事務所で、深夜にも関わらず仕事してる方がいた。で、自己紹介しながらその人に名刺を渡した。
・終電が終わった代々木駅構内に侵入し、誰に追われているのでもないのに何故か匍匐前進していた。
・そのときスイッチが入り、何故か自分がランボーになった。
・ランボーのテーマを口ずさみながら、マンションや塀によじ登った。

ああ、おぞましい……。
もうこれ以上書けません。

06anago.JPG


今朝、渋谷駅に着いて東横のれん街で、昼食用に穴子ちらし弁当を買いました。
ああ、おぞましい……。

07anago.JPG


08anago.JPG



※本日、またまた路傍の草花が満開!(春は忙しいなあ)


●最近読んだ本。
f6895596-s.jpg
テニスボーイの憂鬱


避暑地の猫





人気blogランキングへ ←美味しかったら、ポチッと、お願いします♪




スポンサーサイト


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。