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2007.07.30

土用丑の日。

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本日、土用丑の日。

土用とは、五行思想(古代中国自然哲学による、万物は木・火・土・金・水の5種類の元素から成るという説)に基づき、各季節の終り約18日間、つまり季節の変わり目を差し、この間の十二支が丑の日を土用丑の日というそうです。
だから、実際には土用丑の日は年に数回ある。

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特に夏の土用丑の日には、暑い時期を乗り切るために、鰻を食べるわけですが、既に万葉集(7世紀~8世紀、西暦759年)で、大伴家持によって、夏バテを防ぐために鰻を食べる習慣が記されている。

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現在の蒲焼の調理法は、江戸時代後期からが発祥である。
江戸幕府ができた当時の江戸は、浅瀬の海と広大な湿地帯が江戸城の前に広がっていたそうで、埋め立て工事により現在の皇居外苑、馬場先門辺りが沼となり、鰻が棲みつくようになったそうです。
その鰻を、江戸の街を整備する土木・建築の人足の食料として、ぶつ切りにして串に刺し味噌をつけて焼いたものを屋台などで売るようになった。
この味噌焼きが、蒲の穂に似ていたので“蒲焼(がまやき)”と呼ばれるようになり、これが変化し“蒲焼(かばやき)”となった。
だから、当時は脂の強い鰻は肉体労働者のためのものとして、一般には下品な食べ物とされたそうでございます。

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ともあれ、江戸後期には現在のような蒲焼調理法に取って代わり、江戸前鮨とはよくいわれるが江戸前とは、そもそも江戸城の前の沼で獲れた鰻に冠した言葉だそうな。

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鰻はビタミンBが豊富で、夏バテ、食欲減退防止に効果的であるとされる。
ごく最近まで、鰻に脂が乗るのは産卵前とされ“冬産卵説”から、夏に売上が落ちることへの対策として鰻業者によるキャンペーンとして、夏の土用丑の日に鰻を食べる習慣が根付いたとされる。
蛇足ながら、鰻はエラの他に皮膚でも呼吸できるため、体と周囲が濡れてさえいれば陸上でも生きられる。濡れていれば切り立った絶壁でも体をくねらせて這い登るため、「うなぎのぼり」の由来となっている。

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鰻は淡水魚として知られているが、海で産卵・孵化を行い、淡水にさかのぼってくる「降河回遊(こうかかいゆう)」という生活形態をとるが、世界でも鰻の生態は謎に包まれていた。しかし2006年2月、東京大学海洋研究所の塚本勝巳教授が、ニホンウナギの産卵場所がグアム島沖のスルガ海山付近であることをほぼ突き止め、現在は6~7月の新月の日に一斉に産卵するという説が有力である。

ってことで、夏の土用丑の日に、鰻を食べる由縁が晴れて実証されたわけである!

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とはいうものの残念ながら、本日朝から雨模様。
けっこう凌ぎやすいです‥‥‥。



●築地宮川本廛
※今回の弁当は当横のれん街にて、¥2000(税込)。
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