2008.06.13
バカリ・ダ・ポルタポルテーゼ♪

先週末6月6日金曜日。
案内状が届いていた、Bacari da Porta Portes(バカリ・ダ・ポルタポルテーゼ )にて驢馬人さん、ricetta-casualeさんと会食。

元町中華街の名イタリアン、SALONE 2007のオーナー・シェフ平さんが、経営する渋谷の2号店。オペレーションの都合で平氏が夏頃まで、ここで腕を振るうとのことで、さっそく伺いました。

【大間の本鮪ほほ肉のタルターラ.トリュフの香り ¥1400】
ricetta-casualeさんの到着が遅れたので、コース前に空腹な野郎2人は前菜を一皿注文。
なんと大間の本鮪のほほ肉をタルターラ(タルタル)、隠し味の白トリュフオイルがほんのり香り、食欲を増幅させます。
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いよいよコースのスタート♪

【北海道産えぞ鹿の自家製スモーク.カルネサラータ】
前菜4品のうちの一皿目。
スモークした蝦夷鹿肉の生ハム(カルネサラータ)を、シンプルにオリーブオイルとイタリアンパセリを添えていただきます。
鹿肉が野趣味に富み、牛でも豚でもない味わいが非常に美味♪

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【シチリアの空豆の冷たいズッパ “ マッコ ” 】
前菜2皿目。
空豆の冷たいスープ(ズッパ)ですが、魚の出汁が効いています。垂らしてあるオリーブオイルと、中に沈むクリーミーなマスカルポーネチーズが沈んでいます。
マスカルポーネチーズは、乳脂肪分80%前後で天然の甘味をもち、固めに泡立てた生クリームのようなイタリア原産のクリーム・チーズ。
魚出汁と空豆だけでも充分に香り高いが、マスカルポーネチーズがさらにそれを引立てる♪
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パンが登場。
自家製の、揚げパンのようなフォカッチャとレーズン入りのパン。
平氏お得意のパンが、非常に美味しく、これだけで赤ワインがすすみます♪

【Sicilia Carricante La Calabretta /シチリア カリカンテ ラ・カラブレッタ】
カラブレッタ家により年間12,000本のエトナDOCのみが生産される、ネレッロ・マスカレーゼ100%の赤ワイン。
僕らの来訪を知った、SALONE 2007のソムリエ&マネージャー藤巻氏が、わざわざ手を回して選んでくれたワイン♪

【アンティパストミスト】
前菜3皿目であるが、普通この皿だけで前菜なのではなかろうか?

なんとゴボウのアラビアータ。
この発想には脱帽。これはパスタにも応用できますね♪

ナスのソット・アチェート(野菜の酢漬け)。
オリーブ・オイルが絡めてあり茄子の甘味が引き出されている。
カボチャはバター煮。ほんのりとバニラが香ります。
子供の頃、カボチャの煮っころがしばかり食べたせいか、あまりすすんで食べない僕にもこれは美味しい♪

【コロダイのシチリア風カルパッチョ】
さらに前菜4皿目である。
健啖の僕には嬉しいボリュームである♪

長崎産のコロダイ(胡廬鯛)。
血合いのうす紅と身の透明感が美しく、鮮度を感じさせる食感がたまりません。
そこにディル、セルフィーユ、イタリアンパセリなど5種類のハーブ。
オイルにはドライのタイム、オレガノ、フェンネルが香り、さらに広島のオレンジ、アーモンド・スライスが決してコロダイを殺さない名協奏曲を奏でる。

それだけでも凄いのだが、中には平シェフの故郷山形産のオイルドされたタラの芽、行者にんにく、コゴミが仕込まれている。
詰まり、山菜が隠されたオルゴールの小箱のような、視覚・味覚・臭覚、そして聴覚までも刺激されるような素晴らしい逸品♪

【長野産極太グリーンアスパラのフリウラーノソース】
根元の堅い皮を丁寧に下処理してあるボイルしたグリーンアスパラのサラダ。
イタリア白ワインの聖地フリウリのビネガーと、卵黄、エシャロットを加えたフリウラーノ・ソースでいただきます。
さらにナツメグ、白トリュフ・オイルが乗り、一見では想像もできない完成度を構築しています♪
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【やんばる豚のサルシッチャと茄子のラグー.ペコリーノ風味】
シチリアのパッキーノ村のトマトをベースに、2色のパプリカとやんばる豚のサルシッチャ(ソーセージ)、茄子でまとめたラグー・ソース。
たっぷり乗っているのは、ペコリーノ・ウンブロエトルスコという山羊のチーズ。

SALONE 2007の濃厚なラグーとは違い、長時間煮込んでいないライトなソースがまた味わい深い♪
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【佐島産スズキのアクアパッツァ】
アクアパッツァとは、魚介類(白身魚と貝類)をトマトやオリーブなどとともに水で煮込んだ定番イタリア料理。

ふっくら絶妙な火加減のアサリ、トマト、オリーヴ、ケッパー、イタリアン・パセリを脇役に回し、脂の乗った佐島港のスズキをいただくという贅沢なメイン。
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平氏が、アクアパッツァ修行時代に教わったという料理。
「バカリで、こういう真っ当なものを真っ当に作っていると、SALONE 2007での創作イメージが逆に広がる」と仰っていました。
【ミニデザート】
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赤葡萄のムース。

冷たいティラミスのカッサータ(アイスケーキ)。

スポンジケーキと生クリーム・ソース、蜂蜜。

いかがでしたか?
これで、¥3000のコースでございます。
ディナーで、¥3000?
正直、品数が押えられているのだろうと、高を括っていたんです。
驚きのコストパフォーマンスでございます。
しかも僕らが行った日は、6月7日までのサービス期間で、¥500引き!
さらにパン代¥500が、無料!!
〆て、なんと¥2000のコースだったのです♪

お得なランチも好調だそうですが、通常料金¥3000だとしても破格のディナー・コースである。
大丈夫なんですか? と質問する僕らに、
「バカリは、そこが売りなんです!」
と気さくに応じる天才平シェフ。
貴方は、偉い!
●Bacari da Porta Portes(バカリ・ダ・ポルタポルテーゼ )
住所:渋谷区宇田川町36−6ワールド宇田川ビル2F
電話:03−3462−2277
定休:月曜
営業:12時〜15時/18時〜24時
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