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2010.10.04

あさだ/蕎麦前の実力♪

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去る9月15日。
先輩N氏に誘われ、浅草橋へ。
陽の明るいうちに神田川が大川に接する柳橋を散策。
夕暮れ時の屋形船の船着き場が、なかなかの風情。
この辺りはむかし花街として賑わったそうで、橋のほとりにはたくさんの船宿があったとのこと。

と、そろそろ小腹が空いてきてとっぷり陽も落ちたころ、目的の「あさだ」へ向かう。N氏曰く「蕎麦前が充実した店」とのこと。

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「酒を飲まぬくらいなら、蕎麦屋へなんぞ入るな」
故池波正太郎の名言である。

そして蕎麦前なくして蕎麦屋なし。
蕎麦前とは酒でありその酒肴。天下太平の江戸のころ、人々の楽しみはもっぱら蕎麦前→蕎麦というのが定跡だっだそうな。

「あさだ」は創業安政元年(1854年)創業。
実に154年の永きにわたり蕎麦前の店として名を馳せてきた名店。

まずはエビスビールで咽を潤す。
む・・・。お通しの「秋刀魚のクルミ乗せ」で、のっけからこの店の蕎麦前の実力を垣間見る。適度に薫された秋刀魚の風味とクルミの心地よい歯ごたえが素晴らしい。

【秋刀魚のクルミ乗せ】お通し
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【だだ茶豆塩ゆで(山形)¥600】
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そしていよいよ酒。
「蕎麦前で蕎麦屋の程度がわかる」
これも池波正太郎の名言である。いい蕎麦屋にはいい酒がある、というわけで、「あさだ」も銘酒をとり揃えている。
季節の冷やおろしから、翠露を選ぶ。

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【翠露(長野)1合¥800】
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【あさだ味噌杉板焼¥730】
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蕎麦前といえば焼味噌である。
「あさだ」では、旬の香味野菜と蕎麦の実、味噌を混ぜ合わせ、杉の経木に乗せ香ばしく焼きあげたもので、ちびちび舐めながら飲るには最高の酒肴。

【にしんの西京煮¥840】
たたでさえ手間のかかる身欠きにしんを三日間じっくり炊きあげたそうで、風味・柔らかさが絶妙。酒が進みます。
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【生うにととうもろこしかき揚げ¥800】
うにととうもろこしの意外な相性が嬉しい蕎麦前ならではの天ぷらかき揚げ。
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いかが?
どの料理も酒肴としての完成度はハイクラス。
この時点で、既に冷酒2合からぬる燗へと進んでいる。

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そしてこのぬる燗の容器が凄い。
湯煎になっていて、飲み進むうちに冷めるのではなく、熱燗へと変貌する。
先述の池波正太郎の『剣客商売』『鬼平犯科帳』で、小兵衛や平蔵がよく冷めてしまった酒を飲むシーンがあるが、このお燗道具、マジで欲しくなってしまいます。

【穴子の柳川鍋¥1050】
どぜうもいいけど、江戸前の穴子もいい。蕎麦屋ならではの「かえし」を活かした逸品。
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【せいろそば¥680】
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いよいよ蕎麦。折しも新蕎麦である。
それにしても僕らは蕎麦前が長すぎるのではないか?
いい訳しますが、こんなに料理が充実していたら、ついついだらだらと飲んでしまいます。

池波正太郎は、
「まず焼海苔か板わさぐらいで酒1、2本ぐらいやって、さっと蕎麦を手繰って、勘定ここに置くぞ、じゃまたな」
とするのが男の作法だと仰っている。
そういう意味で池波さんは「あさだ」に通わなかったのか?

ところで「あさだ」の蕎麦ですが、確かに美味しいですが期待以上ではありませんでした。

なるほど。
だから池波さん・・・



あさだ
住所:〒111-0053 東京都台東区浅草橋2-29-11
電話:03-3851-5412
営業時間:平日11:30~14:30
   17:30~22:00(L.O.21:00)
土曜11:30~14:30
17:30~21:00(L.O.20:00)
休日:日曜、祝祭日、第一・三土曜日
カード:各種対応。(但し、ランチタイムは不可)
地図

あさだ そば(蕎麦) / 浅草橋駅蔵前駅両国駅





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