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2006.08.18

『沈まぬ太陽』を読んで。

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どうしても妥協なんかできない。
しかし、仕事においても、家庭においても、妥協との葛藤の毎日である。
自分と他人の倫理観の相違は往々にしてある。
「流れを読めよ」
「お前独りが正義感をふりかざして英雄きどりか?」
自分の倫理を押し通せば、必ずそう批判される。
そして、王道からの脱落者として社会から追いやられてしまうだろう。
では、正義とは少数派なのか?
正義とは王道から逸脱する行為だというのか?
正義を曲げて、流れに乗ることが王道(メジャー)なのだろうか?
民主主義、資本主義とは己の倫理を押し殺した上で成立するという矛盾を、常に抱える。
勿論、内外の状況を無視して靖国参拝した頭首Kは論外であるが。。

※戦後、国の統括企業として世界への空路を確保し、物流・文化発展の一因を築いていった日本航空。日航労組の委員長を勤めた主人公(実在)は、東大卒のエリート社員だったにもかかわらず、自らの倫理(空の安全)を貫いた末、中近東・アフリカ諸国赴任という10年に及ぶ、流刑の罪を課せられる。

あとがきを読むと、作者は正義の意義において悩み続け、一時断筆しようかとまで思ったというようなことを書いておられる。
しかし、21年前の8月12日におこった日本航空123便の520名もの命を奪った世界最大にして最悪の御巣鷹山事故を取材しながら、被害に遭われたご遺族の方々の声を広い集めていく中で、あの悲劇を埋没させてはならないという使命にかられ、全5巻の大作を完結させたそうだ。
執筆にあたっての作者のご苦労ぶりは、ここに詳しい


前から読みたかったが、大作故になかなか時間が取れなかった。
やっと『沈まぬ太陽』を、電車通勤で読みふけった。
人命にかかわる正義の重さと、単なる一企業人として保身にひた走る姑息な正義の重さ。
大いなる理念と、今そこにある理想、貴方ならどちらを選ぶだろうか?

追伸)本来ならば8月12日の21回忌にこの記事をアップしたかったが、遅読なため叶わな
   かった。。
   僭越ながら、御巣鷹山事故被害者の方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。

沈まぬ太陽(1(アフリカ篇・上)) 沈まぬ太陽(2(アフリカ篇・下)) 沈まぬ太陽(3(御巣鷹山篇)) 沈まぬ太陽(4(会長室篇・上)) 沈まぬ太陽(5(会長室篇・下))





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※お約束ですが、一つ!






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